2026.04.07
セカンドミール効果
食事から取り込まれた老化物質(AGEs)の一部は体内の組織に蓄積されます。蓄積されたものはなかなか排泄できないため、新たな糖化をいかに最小限に抑えるかが健康を守る鍵となっていきます。
糖化を防ぐために、血糖を安定させるためにと、「食事量を制限だ!とにかく食べないうように!」そう考える方も多いかもしれません。
しかし、「何をたべないか」と同じくらい、「どう食べるか」で糖化の進み方は劇的に変わります。
食事の常識となっている「ベジファースト」。多くの人がご存知のことと思います。食事の際、最初に野菜を食べることで食後の血糖値の上昇を緩やかにするという食べ方です
そしてもう一つ注目されている食べ方「セカンドミール効果」。
これは文字通り「2回目の食事の効果」を意味しています。
「1回目の食事(ファーストミール)」が、次に食べる「2回目の食事(セカンドミール)」の血糖値に影響を及ぼし、その上昇を抑える効果があります。
「血糖値が高いから、朝食を抜いて糖質量を減らそう」
この考え方は、結果的には実は逆効果。欠食が血糖値を急上昇させる。
朝食を抜くと、昼食時にインスリンの分泌が悪くなり血糖値が上昇し、夕食後までその影響が出て一日中血糖値が乱れます。
(昼食を欠食しても血糖値の乱れが同様におこると言われています)
なぜ朝食を摂取した方が昼夕食後のインスリン分泌能が高いかというと、朝食によってβ細胞反応性の亢進が誘導される、つまりインスリンを分泌して!と信号をスムーズに送ることができるからと考えられています。
1. 朝食を抜くと、昼食後に「糖化」が加速する
朝食を抜いて長時間空腹が続くと、昼食を食べた後に血糖値が異常に跳ね上がります(血糖値スパイク)。この「昼食後の急激な血糖値の上昇」こそが、体内のタンパク質を変質させ、HbA1cの数値を押し上げる直接的な原因になります。
2.「1食目」が「2食目」の体を守る
朝食に特定の栄養素を摂っておくと、その効果は数時間持続し、昼食後の糖化を抑えてくれます。朝に「水溶性食物繊維」を摂ると、腸内ホルモンの働きでインスリンが効きやすい状態が維持されます。
昼食の糖質が、朝の「貯金」のおかげで緩やかに吸収されます。これがセカンドミール効果の正体です。
3. 「食べない」ではなく「次に備える」
体内に入った老化物質AGEsが蓄積されるという事実は変えられません。だからこそ、体内での新たな糖化を最小限に食い止める対策が必要です。
単に食事を抜くことは間違いです。「次に食べる時の自分の体をどう準備しておくか」が、全身の糖化を防ぐための正解になります。
朝にプラスしたい「一品」
「朝は忙しくて食べられない」という方も、まずは一口から始めてみましょう
昼食後の血糖値の急上昇を防ぐためにおすすめの食品
• 大豆製品(納豆・豆乳):
大豆に含まれる食物繊維とタンパク質が、昼食後の血糖値上昇を抑える
• 大麦・オートミール・海藻・きのこ類:
「β-グルカン」という強力な水溶性食物繊維が、長時間作用する
HbA1cがなかなか下がらないという方は、1食ごとの「量」だけでなく、食事と食事の「つながり」を意識してみましょう。当院では、一人ひとりに合った栄養相談を実施しています。まずはお気軽にご相談ください。
糖化を防ぐために、血糖を安定させるためにと、「食事量を制限だ!とにかく食べないうように!」そう考える方も多いかもしれません。
しかし、「何をたべないか」と同じくらい、「どう食べるか」で糖化の進み方は劇的に変わります。
食事の常識となっている「ベジファースト」。多くの人がご存知のことと思います。食事の際、最初に野菜を食べることで食後の血糖値の上昇を緩やかにするという食べ方です
そしてもう一つ注目されている食べ方「セカンドミール効果」。
これは文字通り「2回目の食事の効果」を意味しています。
「1回目の食事(ファーストミール)」が、次に食べる「2回目の食事(セカンドミール)」の血糖値に影響を及ぼし、その上昇を抑える効果があります。
「血糖値が高いから、朝食を抜いて糖質量を減らそう」
この考え方は、結果的には実は逆効果。欠食が血糖値を急上昇させる。
朝食を抜くと、昼食時にインスリンの分泌が悪くなり血糖値が上昇し、夕食後までその影響が出て一日中血糖値が乱れます。
(昼食を欠食しても血糖値の乱れが同様におこると言われています)
なぜ朝食を摂取した方が昼夕食後のインスリン分泌能が高いかというと、朝食によってβ細胞反応性の亢進が誘導される、つまりインスリンを分泌して!と信号をスムーズに送ることができるからと考えられています。
1. 朝食を抜くと、昼食後に「糖化」が加速する
朝食を抜いて長時間空腹が続くと、昼食を食べた後に血糖値が異常に跳ね上がります(血糖値スパイク)。この「昼食後の急激な血糖値の上昇」こそが、体内のタンパク質を変質させ、HbA1cの数値を押し上げる直接的な原因になります。
2.「1食目」が「2食目」の体を守る
朝食に特定の栄養素を摂っておくと、その効果は数時間持続し、昼食後の糖化を抑えてくれます。朝に「水溶性食物繊維」を摂ると、腸内ホルモンの働きでインスリンが効きやすい状態が維持されます。
昼食の糖質が、朝の「貯金」のおかげで緩やかに吸収されます。これがセカンドミール効果の正体です。
3. 「食べない」ではなく「次に備える」
体内に入った老化物質AGEsが蓄積されるという事実は変えられません。だからこそ、体内での新たな糖化を最小限に食い止める対策が必要です。
単に食事を抜くことは間違いです。「次に食べる時の自分の体をどう準備しておくか」が、全身の糖化を防ぐための正解になります。
朝にプラスしたい「一品」
「朝は忙しくて食べられない」という方も、まずは一口から始めてみましょう
昼食後の血糖値の急上昇を防ぐためにおすすめの食品
• 大豆製品(納豆・豆乳):
大豆に含まれる食物繊維とタンパク質が、昼食後の血糖値上昇を抑える
• 大麦・オートミール・海藻・きのこ類:
「β-グルカン」という強力な水溶性食物繊維が、長時間作用する
HbA1cがなかなか下がらないという方は、1食ごとの「量」だけでなく、食事と食事の「つながり」を意識してみましょう。当院では、一人ひとりに合った栄養相談を実施しています。まずはお気軽にご相談ください。









